教皇フランシスコ、属人区長を謁見される:「出かけて使徒職をしましょう」

教皇フランシスコは、11月29日、午前9時15分(ローマ時間)に、オプス・デイ属人区長フェルナンド・オカリス師と総代理マリアノ・ファッツィオ師の訪問を受けられた。

教皇フランシスコとオプス・デイの属人区長フェルナンド・オカリス師

教皇様との30分ほどの謁見の間に、属人区長と総代理は、様々な国におけるオプス・デイの信者の使徒職の多様な側面について報告しました。特に、使徒的な活動を改善するために、組織の簡素化を進めていることを説明しました。教皇様は報告を喜ばれ、「皆が街に出て使徒職を行うことが重要です」とコメントされました。

教皇様は、オプス・デイの信者が創立の精神を忠実に生きると同時に、現代文化の課題がキリスト教的生活にもたらす変化に対応してほしいとの願いを表明されました。また、社会に蔓延している表面的で正義感に欠ける風潮に立ち向かうために、真実の精神を世界に広めることを勧めました。

教皇フラシュはオプス・デイ属人区長フェルナンド・オカリス師とその総代理マリアノ・ファシオ師の訪問を受けられた。
「皆が街に出て使徒職を行うことが重要です」

教皇様は祝福をくださり、教会のために働く属人区の活動に感謝の意を表されました。

属人区長は、オプス・デイの2人の信者が出版した聖ヨセフに関する2冊の中国語の本を教皇様に贈りました。教皇は、2020年3月27日の「特別な祈りの時」に関する2冊の本を贈ってくださいました