トーマス・ムンディア氏への短いインタビュー

ケニア生まれのビジネスマンであり、家族思いのトーマス・ムンディア氏がオプス・デイへの召し出しについて語ってくれました。

 <先ずあなた自身のことを聞かせてくれませんか?>

私の名前はトーマス・ムンディア、37歳です。モイ大学で経済学を学びました。素晴らしい妻であるヘダヤと結婚し、美人で魅力的で可愛らしい3人の娘、アディア(4歳)、タマーシャ(2歳)、そしてアマーナ(生後4か月)の父親です。仕事は保険代理店の事務所を経営していますが、それとは別に娯楽産業の会社も持っています。この会社には妻もまた積極的に経営参加していますが、二人でいろんな行事企画を考えては、パーティーや集まりを本当に楽しく面白く盛り上げることで多くの人たちを喜ばせています。

このナイロビでは、健全な娯楽の機会がほとんどないことに気づいたことが私にこの仕事を思い付かせたのです。

今も多くの人々が、特に青少年たちが娯楽といえば飲酒や快楽や悪い映画などの悪習や不道徳な行為に結び付けてしまうのを見ることは悲しいことです。この種の娯楽はひと時だけの喜びの発散であり、後悔が残るだけです。だからこの問題に関して私はお祈りをささげていましたが、妻と二人で「変革の仕掛け人」になろうと決めました。喜びというのは何か人間の本性に属するものであり陽気にふるまうことは極めて人間的でキリスト教的であるということを実際に証明しようと思ったのです。

私たちは思い切ってこの業界に飛び込みましたが、今では、家族内における道徳的に健全な本物の楽しみを、幅広く提供しています。それは楽しい活動の中で福音宣教をしたりゴスペルミュージックを演奏したりすることでは決してありません。神さまを怒らせることなく本当に楽しい時間を過ごすことなのです。

このことは本当に人を元気づけるのです。そして信じてください、この元気は持続するのです。

 

<どうしてオプス・デイに入ったのですか?>

私の状況に合った成聖への道を見つけたと確信しました。そして今ではうまくゆけばそうなりそうな大家族の父親として正しい道へ足を踏み出したとはっきり理解しています。

オプス・デイでは日常のささいなことに気を配り、物事を上手に果たすことを学びます。だから特に奇抜なことはやる必要もなく、幻を追いかけることもしないで(?)、一生懸命祈ること、よい父親で善良な社会人であること等を教えられます。そしてそれがうまくゆくのです。お蔭で精神的にも、経済的にも満たされています。

<オプス・デイにいることであなたの生活はいくらか変わったのでしょうか?>

それは驚くほど変わりました。オプス・デイで受けた形成のクラスや役に立つアドバイスや、暖かいケアのおかげでより良い夫に、父親に、そして社会人(先日、企業表彰を受けました)になるための戦いを続ける自信をもらいました。そしてそれ以上に、何があろうと私は神の子であると知っているおかげで心の底から、そしていつも明るく振る舞えるようになりました。