聖ホセマリアの記念ミサ

6月26日の土曜日、各地で聖ホセマリアの記念ミサが盛大に挙行されました。

夙川教会(兵庫県西宮市)では、強く降り続く雨の中にもかかわらず、大勢の参列のもと、オプス・デイ属人区地域総代理・新田壮一郎神父、夙川教会主任司祭・梅原彰神父、その他の司祭方による共同司式ミサが執り行われました。奥芦屋スタディ・センターの職員とその友人たちによる合唱隊が、格調高いグレゴリアン聖歌を歌い、ミサをより荘厳にしました。ミサの説教の中で、共同司式司祭は、聖ホセマリアの著書『道』の一節を紹介し、日常生活のあらゆる状況において、神様はいつも私たちのそばにおいでになることを思い出すよう参会者に語かけりました。そして、どんな仕事も祈りに変えて神様に捧げるという聖ホセマリアの教えを深めました。

ミサの終りには、主司式を務めた新田神父が、参会者と、また、今回の記念ミサに参列できなかった人々に向けても感謝の言葉を述べると共に、最近、オプス・デイ属人区長・エチェバリーア司教が、ミサの後の感謝の時間を大切にしましょうと呼びかけていることを紹介しました。

精道三川台小・中・高等学校(長崎県長崎市)のお聖堂では、多数の学校関係者の参列のもと、聖ホセマリア記念ミサが捧げられました。司式を務めた尾崎明夫神父は、元気過ぎるほどの大きな声でミサに参列している子どもたちの姿に目を留め、私たちは、日常生活の雑踏の中で聖性を求めるべきことを思い起こしました。そして、聖ホセマリアが神様のもとへ召される最後の瞬間まで、神様と人々のために生きていたことに倣い、私たちもレモンを最後の一滴まで絞りきるように、自己を捧げて生きることを望むようにと招きました。

ミサの後で、ささやかな茶話会を開き、保護者や教職員など、参会者一同が親睦を深めました。