ドラと私の家族

子供ができるよう取次ぎを頼みました。

ある日、聖ホセマリアのものと同じような別の祈りのカードで、「ドラ」という婦人の写真が付いたものを見つけました。初めて見ました。一読してびっくりしました。次のような言葉があったのです。「おとめマリアがナザレの家庭で従事なさった仕事に携わり」、そして「自分のことを忘れて喜んで働き、周りに温かい家庭の雰囲気を広めてくれた」。これを読んで、心動かされ、私も自分の家庭で主人と共に同じようにしようと決意したのです。私たち夫婦は子供ができるよう願っていましたから、カードの祈りの「私の願い」の所で、子供ができるよう取次ぎを頼みました(もちろん、神のみ旨ならです)。後日、ドラについてオプス・デイの人から教わりました。

3カ月後、懐妊したことが分かりました。それからは、順調な発育をドラにお願いしながら誕生を待つことにしました。日が経つにつれて妊娠に付随する不具合が幾つか表われ、床に臥すことになり、それに血圧も徐々に上がっていったので、入院せざるを得なくなりました。出産は難産でしたが、あらゆる時に主人と一緒にドラに願い続けました。

2012年4月23日、待望の赤ちゃんを腕に抱き、アレクサンデル・ハビエルと名付けました。にこやかで健康なかわいい赤ちゃんです。2013年3月、3人でローマに行き、ドラの執り成しに感謝するため属人区長教会を訪ねました。一歳にもならないアレクサンデルが、その仲介者のお墓に接吻することができたことは大きな喜びでした。ドラ、本当にありがとうございます。

2013年5月8日、 M.R.(カナダ)